電話

 

COPYRIGHT 2004-2006 by Masahiro Taguchi & Megumi Yagi

 

 

 電話通信網は比較的良く整備されており、ほとんどの家庭には電話がある。貸しアパートの場合も、電話が付いている場合が多い。電話の接続状況は近年急速に整備・改善されつつあり、日常生活に支障はない。また、携帯電話も広く普及している。国際電話の接続状況は良好である。公衆電話は国際通話に対応しており、日本にも直接かけられる。
 電話のかけ方は、基本的に日本と同じである。

<国内通話>

市内にかける場合

市内通話でも、「0」を押し、「ブー」という発信音を確認してから、市外局番に続いて電話番号を押す。

 ex. 357-23-45

0-22-357-23-45

 

ワルシャワから市外へ

0」を押し、「ブー」という発信音を確認してから、長距離電話接続会社のコード(例えば10-33)を押し、市外局番に続いて電話番号を押す。

 ex. クラクフ 533-02-14

0 10-33 12 533-02-14

 

市外からワルシャワへ

0」を押し、「ブー」という発信音を確認してから、長距離電話接続会社のコード(例えば10-33)を押し、市外局番(22)に続いて電話番号を押す。

 ex. 357-23-45

0 10-33 22 357-23-45

 *長距離通話の場合は、都市間をつなぐ電話接続会社を随時指定しなければならない(日本のマイラインのようなもの)。「0」発信(市外・国際)の後、この電話接続会社のコードを押し、続けて市外局番、電話番号を押す。現在、TPSA(10-33)とNOM(10-44)のいずれかが選択できる。

 

 

<国際通話>

日本へかける場合

0-081+日本の電話番号(ただし市外局番の最初の0をとる)

 ex. 03-4456-8697

0-081 3-4456-8697

 

日本からかける場合

001(KDDIの場合)+010(国際電話認識番号)+48(ポーランド国コード)+22(ワルシャワ市外局番)。

 ex. 643-22-81

001-010-48-22 643-22-81

 *その他の都市への通話も同様。

 ex. クラクフ 533-02-14

001-010-48-12 533-02-14

 *市外局番、カントリー・コードは「ポーランド関係イエローページ」参照。



公衆電話
 公衆電話を利用するには、テレフォンカード(karta telefoniczna = カルタ・テレフォニチナ)をキオスク等で購入する必要がある。テレフォンカードはICチップが埋め込まれている。国際電話にも利用できる。
[公衆電話かけ方] 受話器を取るとディスプレイに「W
łóż Kartę(カードを入れて下さい)」と表示される。カードを差し込み数秒待ってディスプレイに「Wybierz numer lub dzwoń na numery bezpłatne(ダイヤルして下さい/または無料通話番号にかけてください)」と表示されたらダイヤルする。Telepin(国際電話用プリペイカード=下記参照)などの場合は、カードに記載されているアクセスポイントとID番号をそのまま入力する。通話が終わったら受話器を置く。「Odbierz Kartę(カードを抜いて下さい)」と表示されるのでカードを抜く。公衆電話の機種によって若干表示等が異なるが、かけ方は基本的に同じ。テレフォンカードの残り度数は公衆電話のディスプレイに表示される。




公衆電話




テレフォンカード



郵便局で通話を申し込む
 主要な郵便局には電話申込窓口があるので、ここでかけたい番号をつげ、指定された電話ボックスにはいる。電話が終わったら再び窓口に行き料金を支払う。国際電話、長距離電話をかけるときなどによく利用される。

携帯電話
 Era社のEra GSM網と、旧国営電話電信会社CentaralのIdea Centaral網が携帯電話市場で大きなシェアを占めている。いずれも、ポーランドの90%以上の地域、人口の95%以上をカバーし、通じないのは山岳地帯、原生林などわずかな場所に限られる。接続・通話状況はいずれも良好。国際通話も可(日本を含む50カ国以上)。
 加入は、市内に点在する各社の販売店、販売コーナーで行う(例えば、Europlex ul. Plawska 19/21, CFP ul. Plawska 15)。加入のための必要書類は、各社の窓口で確認すること。パスポート、所得証明書、住民登録証明書、在学証明書(学生の場合)、運転免許証のコピー、などが必要となる場合がある。携帯電話は、ほとんどが無料に近い。MOTOROLA、PANASONIC、BOSCH、NOKIA、SAGEMなどのメーカーの製品がある。短いメールが送れる機種もある。パソコンと接続してモバイルが可能。  緊急に携帯電話が必要な場合、または短期の旅行・ビジネスで必要な場合は、カード式携帯電話を申し込むと、その場で電話番号が割り当てられ、すぐに使うことができる。この場合、旅行者でもパスポートの提示だけで購入でき、事後の通話料精算も全く必要ないので便利。カード式携帯電話(Era社)を使う場合は、キオスク、ガソリンスタンド、EURONETのATM機などで専用プリペイカード(kupon)を買い、そのカードの裏に記載された番号を携帯から入力して使う。通話料金は通常の携帯より割高だが、毎月の基本料金がかからず、通話料を振り込む手間もないことから人気がある。携帯電話本体価格は、300〜800zl。MOTOROLA、PANASONIC、NOKIA、などのメーカーの製品がある。短いメールが送れる機種もある。パソコンと接続してモバイルが可能。

<国内通話>

携帯から携帯にかける場合

そのままの番号

 ex. 608-435-687

608-435-687

 

携帯から市内の通常の電話にかける場合

市外局番から(ただし先頭の0を取る)

 ex. 643-22-81(ワルシャワの場合)

22 643-22-81

 

携帯から市外の通常の電話にかける場合

市外局番から

 ex. 643-22-81(クラクフの場合)

012 643-22-81

 

通常の電話から携帯にかける場合

0を電話番号の先頭に追加

 ex. 608-435-687

0 608-435-687

 

 

<国際通話>

ポーランドの携帯から日本にかける場合

0-081 +先頭の0を取る

 ex. 03-1234-5678

0-081 3-1234-5678

 

ポーランドの携帯から日本の携帯にかける場合

0-081 +先頭の0を取る

 ex. 090-1234-5678

0-081 90-1234-5678

 

日本からポーランドの携帯にかける場合

001(KDDIの場合)+010(国際電話認識番号)+48(カントリーコード)+電話番号

 ex. 608-435-687

001-010-48 608-435-687

 

日本の携帯からポーランドの携帯にかける場合

(国際電話専用ダイヤル)+010(国際電話認識番号)+48(カントリーコード)+電話番号

 ex. 608-435-687

009130-010-48 608-435-687 (NTTドコモの場合。事前に国際通話の手続きが必要)

 ex. 608-435-687

0046-010-48 608-435-687 (J-PHONEの場合。事前に国際通話の手続きが必要)

 

日本の携帯(番号)をポーランド国内でそのまま使う場合

 

 

 *NTTドコモの場合、国際用機種をレンタルして行う。詳しくは、「日ポ間コンタクト」参照。

 



携帯電話(ノキア製)



Era GMSのカード式携帯電話用クーポン(表/裏)



コールバック
 日本までの通話で、アメリカ経由のコールバックシステムを利用すると、ポーランドの普通料金の約半分で通話できる。登録形態、通話料金は各社様々。

国際・長距離電話カード
 TPSA以外の国際電話サービスを利用する場合、国際・長距離電話カードが安い。例えば、通常ポーランドから日本にかけた場合(TPSA利用)、15分で2500円以上かかるが、格安国際電話接続サービスでは500円程度。

格安国際電話サービスの使い方

  1. キオスク等でカードを購入。
  2. 公衆電話でカードに記載されているアクセスポイントに電話。
  3. カードに記載されたID番号を入力。
  4. 相手先の電話番号を国番号から入力。

*業者によっては、会社単位で契約することもできる。


 ポーランド格安国際電話オペレーター比較表

企業名

www

サービスの種類

サービスの質

(技術)

 

資本

料金

 

対顧客姿勢

日本との通話料金

1分間

 

総合採点

1-     5

(最高‐5)

Tele2

http://www.tele2.pl/

 

プリペイ

ポストペイド

無線インターネット

プリペイカードから撤退予定

Voice ATM -Preselection-

高いサービスの質

Preselection -

ローカル電話料金排除システム

スウェーデン

プロフェッショナル・フルサービス

3,2

 

4

Telepin (Rozgadana)

http://www.telepin.pl/

 

プリペイ

ポストペイド

 

Voip-

低い

技術的?・システムに問題

ポーランド

問い合わせなどコミュニケーションに問題あり。

プリペイカードが使用不可のケースも。

1,90 ポストペイド

 

0.77 (カード)

+TPSA

 

2

Telegrosik

http://www.telegrosik.pl/

プリペイ

音質に問題

(エコー)

ポーランド

NA

O,99 (カード)

+TPSA

2

MTR Media

http://www.mtrmedia.com.pl/

(+48-22) 8333250

Business Development

プリペイ

ポストペイド

VoIce ATM, その他

高い音質

コールバックシステム

ポーランド

料金ネゴ可

競争力あり

対企業サービスに実績あり。

プロフェッショナルサービス

通話量により

料金ネゴ可

(0.75 - 0.93 PLN)

 

5

Telekomunikacja Bis

www.telebis.pl

(+48)502760960

Mr Borowski

プリペイ

ポストペイド

Voice ATM

高い音質

コールバックシステム

ポーランド

料金ネゴ可

競争力あり

反応が早い。

プロフェッショナルサービス

0,79

 

通話量により

料金ネゴ可

 

5

Telepolska

http://www.telepolska.pl/

プリペイ

ポストペイド

Voip

 

ポーランド/ドイツ

反応に今一

0,99

+TPSA

 

4

TeleRabat

http://www.telerabat.pl/

プリペイ

ポストペイド

音質に問題

(雑音・エコー)

NA

NA

0,49

+TPSA

3

Interfon

http://voip.onet.pl/2,0,-1,J,cenniki.html

プリペイ

ポストペイド

VoIP

音質は高い

コールバックシステム

ポーランド

e

0,98

 

3

 

     VoIP - Voice over Internet Protocol

     Voice ATM (雑音を排除するシステム)

     TPSA - 市内電話料金―0,29PLN/min

     TPSAの日本との通話料金1分間 ‐6.25PLN

     2003年6月 11日現在、ポーランド全国で活動している国際電話接続サービス企業はすべて含む。ただし,地方の中小オペレーターは割愛した。 一般の国際電話利用ではTeleRabatが最も安くお勧め。事務所、企業、工場など、高音質を求め、通信量も大きい企業はMTR Media、 中小規模企業の場合はTelekomunikacja Bis がお勧め。

 

(出所) YOHO(梅田芳穂氏)調査(2003.06現在)。


その他
 デジタル式携帯電話(GSM)は0-60xではじまる。CENTERTELのアナログ式携帯電話の番号は0-90xではじまる。また、日本のQ2に当たる情報ダイヤルは0-70x、フリーダイヤルは0-80xから始まる。

 市外局番、カントリー・コードは「ポーランド関係イエローページ」参照。

 パソコン通信は、「通信環境・パソコン」参照。

(2006.01.01現在)