行政区分改革で49県から16県に





 県議会所在地   県庁所在地

地図はRzeczpospolita (1997.7.27)をもとに作成。

 

県   名 県議会所在地 県庁所在地
Dolnoslaskie Wroclaw 同左
Kujawsko-Pomorskie Torun Bydgoszcz
Lubelskie Lublin 同左
Lubskie Zielona Gora Gorzow Wielkopolski
Lodzkie Lodz 同左
Malopolskie Krakow 同左
Mazowieckie Warszawa 同左
Opolskie Opole 同左
Podkarpackie Rzeszow 同左
Podlaskie Bialystok 同左
Pomorskie Gdansk 同左
Slaskie Katowice 同左
Swietokrzyskie Kielce 同左
Warminsko-Mazurskie Olsztyn 同左
Wielkopolskie Poznan 同左
Zachodniopomorskie Szczecin 同左

 

 1998年7月25日、ポーランド下院は全国を16の県(Wojewodztwo)に区分する法律を可決した。この行政区分を巡っては各政党間で激しい駆け引きがあり、最後まで法案の修正が繰り返された。一番の論争点は、トルンをグダンスクと同じ県に入れるかビドゴシチと同じ県に入れるかであったが、最終的にはクヤヴィ・ポモージェ県にビドゴシチと一緒に入り、トルンが県議会(Sejmik Samorzadowy)所在地、ビドゴシチが県庁所在地になることで決着がついた。全国の郡(Powiat)は合計290前後になる見込み。ポーランドは元々17県あったが、1975年6月1日から49県に細分化されていた。これは、当時の共産党政権が、中央の支配を強めるために県を細分化したと言われている。1989年以降の体制転換に伴い、地方自治の拡大がはかられてきたが、今回の行政区分改革は、その一環で、これにより地方の自立がさらに促進されることが期待される。しかし、県ごとの所得格差が大きいなどの問題もあり、全体の微調整はしばらく続きそうである。

 

(1998.7.26)


ポーランドの詳細地図: Interactive World Atlas (Multi Media Mapping)

ポーランドの地方自治に詳しい仙石先生のホームページ