ポーランド大統領選(第三回報告)



梅田芳穂

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クファッシニェフスキ大統領再選、ほぼ確実に


 10月8日15分、ポーランドテレビ第1チャネルが出口調査結果報告を行った。出口調査はソポット市のPBS(Pracownia Badan Spolecznych), がGSMオペレーターの協力の元に行い、精度は1%以内の予定である。結果から述べれば、クファッシニェフスキ大統領再選は限りなく100%に近い状況である。全国選挙委員会の報告は10日午後公開される予定だが、PBSの正確さから言って、第二改選はまず無いと言って良いと思われる。

 今回の大統領選の特徴として、第1政党党首のクシャクレフスキAWS委員長が第3位に終わり、14%弱の得票率しか得られなかった事であろう。PBS調査では3年前の国会選挙にAWSに投票した有権者の内49.1%が他の候補に投票していた。その反面この選挙の隠れた勝者はオレホフスキ候補である。前回の国会選挙にてAWSに投票した内25%、UWに投票した内の64%、ROP,UPに投票した内それぞれ25%が今回彼に投票した。

 クファッシニェフスキ大統領の基盤であるSLDは相変わらず一枚岩で前回選挙でSLDに投票した人々の殆ど(93.8%)が彼に投票している。今回の大統領選挙で来年の国会選挙を占うなら、AWS再編、リーダーの変更が無い限り、連帯系政権樹立は不可能と思われる。




大統領選出口調査結果

候補者10月8日 20:15
(PBS,N=40000以上)
10月8日 22:45
(PBS,N=40000以上)
クファシニェフスキ56.1%54.7%
オレホフスキ18.3%17.6%
クシャクレフスキ13.7%14.9%
カリノフスキ5.6%5.7%
レッペル 2.4%3.0%
コルヴィン・ミケ1.7%1.5%
ワレサ0.8%0.9%
ウォプシャンスキ0.7%0.8%
グラボフスキ0.4%0.8%
イコノヴィッチ0.2%0.2%
ヴィレツキ0.1%0.2%
パヴウォフスキ0.1%0.1%
オルシェフスキ(10月4日棄権) 


*投票率は61%前後

(うめだ よしほ 2000.10.08)