1997年秋に総選挙


 ポーランドでは秋に総選挙が予定されており、早くもどの政党が政権をとるか、また、どのような連立が可能か活発な議論がテレビ・新聞紙上で展開されている。
 『ジェチポスポリタ』紙の調査によると、2月22-23日現在の政党支持率調査では、左翼民主連合(SLD)が29%の支持を集めておりトップを維持しているが、2位に「連帯」選挙行動(AWS)が26%で肉薄しており、別の調査機関の調査では、この両政党の支持率はほぼ拮抗している。3位には12%でバルツェロヴィチ率いる自由同盟(UW)がつけており、以下、労働同盟(UP)−11%、ポーランド農民党(PSL)−10%、ポーランド再生行動(ROP)−8%となっている。
 前回の総選挙で、「連帯」系が小政党に分裂し選挙に敗れたことから、今回は早くからに「連帯」選挙行動(AWS)に結集して行動しており、これが高い支持率につながっている。
 連立の可能性としては、旧「連帯」系が大同団結し、それにポーランド農民党が加わる形が考えられるが、労働組合にルーツを持つ旧「連帯」系が躍進することは、かえって国営企業民営化のブレーキになるおそれもある。旧共産党系の大統領の方がかえって民営化が進むというのもポーランド政界のパラドクスといえる。


ポーランド政治家の人気ランキング (支持 %)


A・クファシニェフスキ 61%
J・ズィフ       61%
J・クーロン      59%
W・チモシェヴィチ   54%
G・コウォトコ     45%
A・オレホフスキ    44%
W・パブラク      43%
L・バルツェロヴィチ  40%
T・マゾヴィエツキ   40%
J・オルシェフスキ   39%
M・クシャクレフスキ  38%
H・スホツカ      37%
B・ゲレメク      36%
D・ロサティ      35%
R・ブガイ       33%
L・ミレル       33%
R・ヤギェロンスキ   27%
L・ワレサ       25%
J・オレクシィ     23%
J・コルヴィン=ミケ  23%
  
出所: "Wprost", No. 7, 1997.2.16.
 

(1997.3.10)


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