ポーランド外国投資公社(PAIZ)

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PAIZ総裁挨拶

 

ワルシャワ1997年10月16日



 拝啓


 皆様にはますますご清栄の御事とお慶び申し上げます。
 このたびは本セミナーにご御足労いただきましたこと、そしてこの小誌を 手に取っていただきましたことにつき、心からお礼申し上げます。
 この出版物は、ポーランド外国投資公社(PAIZ SA)によって編集、出版されました。  ポーランド外国投資公社は、ポーランド・ハンガリー経済復興支援基金(PHARE)をはじめとする諸基金によって運営されるポーランド政府の外郭機関でポーランドヘ投資を考える皆様のお手伝いしております。蛇足になりますが、つい最近、私共の公社に『クーパー&ライブランド』社、および英国の著名な経済誌『コーポレート ロケーション』から「欧州最良の外国投資勧誘機関(Agency)」なる称号をシカゴの会議の席で与えられま したことも御報告申し上げます。
 ポーランドの投資市場の魅力は、本誌で紹介しているとおりですのでここでは省略させていただきますが、あえて補足いたしますと、投資市場としての国際的な格付け機関の最近の評価では、MOODY'S−BAA3、IBCA−BBB、STANDARD&POOR'S−BBB(いずれも1996年)となっております。
現在、貿易赤字が記録されていますものの、それにも関わらず外貨準備高(現在180億ドル)が増加しているのは国境貿易が大きく伸びているからです。また、政治に目を向けますと、今年5月に国民投票で新審法が承認され、7月にはNATOへの加盟が決まったことから、ポーランドの政治的基礎はますます強固なものになりつつあります。また、9月21日の総選挙の結果、「連帯」系の「連帯」選挙行動と自由同盟が上下両院安定過半数を得、さらなる政治的安定、そして経済成長の加速化が期待されます。
 ポーランド人が日本文化に深い感心を寄せ、日本に並ならぬ好意を持っていることは、以前から広く知れ渡った事実です。国別対ポーランド投資では日本は20番目にランキングされておりますが、世論調査によると、日本との経済協力関係をさらに強化したいと願っている、と答えた国民が多数にあがっています。ポーランド政府といたしましてはとりわけ、自動車、電子、電気、化学、通信、電子機器、電子技術等のハイテク部門への日本からの投資を待ちしております。なぜならこれらの部門の発展は、ポーランドの産業全体の技術革新を促進し、産業の輸出力強化に大きく寄与するものと信じているからです。また、ポーランド経済発展の要となる金融部門の育成にも日本の投資を強く期待するとともに、金融部門の整備に関するノウハウを日本から学べることを切に願っております。

親愛なる皆様、
日本には「百聞は一見にしかず」ということわざがあると聞きました。本誌を手にされた皆様がポーランドを訪れ、そしてポーランド外国投資公社を訪れて下さることを心待ちにしております。
 最後に、本誌のスポンサーであるポーランド・ハンがJ一経済復興支援基金(PHARE)、ご協力いただいたポーランド日本コンピュータ学院、グラフィックを担当されたワルシャワ美術大学のマイェフスキ教授、そして、とりわけ、この出版の実現に多大な努力をいただいた、当国の信頼おける友人であられる日本の著者の皆様、特に多摩美術大学の工藤幸雄教授と岡山大学の田口雅弘教授に深い感謝の意を表します。

ポーランド外国投資公社(PAIZ)総裁        
ヴァルデマル・ドンブロフスキ(Waldemar Dabrowski)







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