2006年夏のワルシャワ市内公衆便所の利用方法
長谷川二郎
観光客にとってワルシャワ市内、特に旧市街地の内部及びその近辺で公衆便所を利用するためには、かなりの現地事情を知り抜いておかないと難しいことに直面します。不慣れな日本からの観光客にとってはなお更です。気持ち良く、効率的にご利用頂くために、最近、しかもこの夏シーズンのこれに関する情報を下記致します。
衆知のごとく、ワルシャワ旧市外は戦後すぐにポーランド全土の国民の協力を集めて、いち早く復旧された街で、それだけにワルシャワ住人が自慢している観光地ですが、“観光地‘と言う観点から整備しておらず、復旧後、時間が経緯すると供に、観光客の数も増え、現状では色々な不備がむき出しになっています。そのような”不便“の一つに、公衆便所がないことです。ワルシャワ市全体では、公衆便所は5箇所しかありません。旧市街には1箇所のみあります(バルバーカンの近く)。ワルシャワ市役所ではここ近い将来、この旧市外地近辺に公衆便所を設置する計画を持っていません。その逃げ道として、市役所では便所を観光客に無料で提供するレストラン、商店に対して、この春から土地借用税を減額する方針を打ち出し、問題を解決しようとしています。処が、対称となる企業者にそのような処理についての市役所からの情報の流れが悪く、また、この種システムに協力する者が意思表示をしても、色々ややこしい書類処理があるため、また、最近は水道代、汚水処理代、清掃薬品代も高騰していることが理由となって、現在(夏シーズン)でも、数軒のレストランや商店しかこの様な対応できておりません。通常、個人経営のレストランとか商店では、便所を一般に開放するためには、その管理のために専門のスタッフを雇い、清潔さを保つことになっています。利用者は1ズオーテ乃至は2ズオーテを便所から出てくる際に支払うと言う”有料便所“システムが一般的です。それを無料で提供すると言うアイデアです。アイデアのみで、実際面では殆ど実施されていないと言うのが現状です。
実際的には、レストラン乃至は商店でのお客であれば、経営者もなんら問題としませんが、客でない多数の観光客集団に襲われることをよしとしないのは当然でしょう。従い、ワルシャワ市内で生理的問題を解決するためには、次の要領で処理されることを推薦します:
1) 先ず、ワルシャワ市内を観光に出発する直前に、あらかじめ用を足しておき、この様な問題に直面しない様にすること。
2) 数人でも群れを作って便所を利用しないこと。個人(1名か2名)の観光客の場合は、無頼の客を嫌がるレストラン、商店でも問題にしない。くだんの便所がただで利用できるか、有料であるかを見極めるのは難しいので、予め、小銭を所有しておく必要がある。
3) 団体で観光する場合は、引率者に適切な処置を依頼すること。
(はせがわじろう 2006.08.01)