アウシュヴィッツ博物館案内







【著 者】 中谷剛
【書 名】 『アウシュヴィッツ博物館案内』
【出版社】 凱風社
【出版年】 2005年
【 ISBN 】 4-7736-2907-X



【概 要】
 著者の中谷氏はオシフェンチム国立アウシュヴィッツ=ビルケナウ博物館公認ガイド試験の難関を突破した唯一の日本人。長年、博物館を案内してきた経験を凝縮して歴史、博物館の概要と個人的体験を紹介したのが本書である。本書は、エッセーでつづられる第1部、貴重な博物館所蔵資料写真が収載された第2部、歴史地図や展示室の見取図などとあわせ、紙上で博物館見学ができるように工夫した資料編の第3部から構成されている。「アウシュヴィッツ」を知らない世代には是非お薦めしたい。現地を訪れる人は必携である。なお、本書は現地の博物館では入手できない。




【目 次】
プロローグ アウシュヴィッツとの出会い

第1部 オシフィエンチムで
 過去を見つめる目――アウシュヴィッツ博物館へようこそ
 虐殺の対象となった人たちの今――ユダヤ民とロマ・シンティ(ザコパネの夏/万聖節の祈り)
 【コラム】ユダヤ関連歴史概観
 ポーランド人のジレンマ――「いじめっこ」と「いじめられっこ」
 苦悩と勇気――アウシュヴィッツを生きぬいた人々
 国際青少年交流の家――過去と未来の架け橋
 歴史の認識――現在進行形の教科書問題
 歴史の記録と清算――国民記憶院
 未来への期待――アウシュヴィッツを守る人々

第2部 写真で見るアウシュヴィッツ強制収容所
 ポーランド国立アウシュヴィッツ・ミュージアム提供の、一九三九年から一九四五年にわたる歴史的写真61点で構成。

第3部 在オシフィエンチム アウシュヴィッツ・ミュージアム
 アウシュヴィッツ=ビルケナウ――オシフィエンチム国立博物館
 地獄の入口――ここが強制収容所だ!
 4号館・5号館――絶滅計画の展示
 6号館・7号館――収容所内の生活
 10号館――生体実験 建物内非公開
 11号館――死のブロックと処刑の庭
 13号館――ロマ・シンティの悲劇
 14号館――ソ連軍戦争捕虜
 15号館――ポーランドはそのとき
 27号館――神の試練か ユダヤ民の苦難
 第一クレマトリウム――ガス室と焼却炉
 アウシュヴィッツ第二収容所――ビルケナウ(死の門/生死の選別から大量虐殺の現場まで/強制収容所としてのビルケナウ/女性収容所としてのビルケナウ/ビルケナウの病棟群/検疫隔離収容所/中継収容所/テレジンからのユダヤ民・家族収容所/「カナダ」と「ザウナ」)

 あとがき

 付録――ひとり旅のための簡単なガイド(アウシュヴィッツ・ミュージアムへの足/アウシュヴィッツ博物館開館時間ほか/ポーランドの食事/クラクフ――世界遺産)



【その他】
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中谷剛氏エッセー「良心の選択」