

□ 銀行口座の解約
□ 水道・ガス・電気・電話料金の清算
□ 郵便物の転送
□ 子供の在学証明書
□ 不要品の処分
□ 戦前の本の国外持ち出し
□ 美術品等の持ち出し許可申請
□ 卒業証明書の取得
□ 定期購読雑誌等の購読中止連絡
□ 大学、指導教授への挨拶
□ 日本の住所連絡(知人等へ)
□ 引越の手配

解約は即日でできる。再び留学する予定の者は、若干の金額を残して口座を確保しておくのも良い。
(1997年8月1日現在)

帰国の日を電話会社などに連絡して、帰国の日付で清算してもらうサービスはポーランドにはない。滞在最後の月の公共料金の清算は、大家との話し合いで決める。毎月の支払をベースに計算し、少し多めの金額を大家においていき、もし足りなかった場合には日本から送金するという形をとるのが現実的。知り合いの日本人滞在者に清算を依頼する方法もある。
(1997年8月1日現在)

郵便局は転送サービスをおこなっていない。また、郵便受けには名前が書かれていないことが多いので、郵便物は引き続きワルシャワの住所に配達される場合が多い。日本の住所への転送は、大家に頼むのが一番確実である。
(1997年8月1日現在)

ポーランドで通っていた学校から、日本国内の学校の該当学年に転入学するための必要書類の交付を受ける。
(1997年8月1日現在)

引越荷物として免税で持ち込んだ電気製品は、不要品でも国外に持ち出さないと、(ポーランド国内で売却または贈与したと見なされ)税金を取られることがあるので注意。
(1997年8月1日現在)

1945年以前(1945年発行のものも含む)に発行された書籍の国外持ち出しは、国立図書館の許可が必要。毎週1回開かれる委員会で許可が検討される。通常すべての書籍に対して許可がおりる。不許可になる理由は、申請のあった本が、1)国立図書館の蔵書にない、2)国家の財産としてきわめて高い価値がある、である。申請から許可書類の発行まで約2週間かかるが、余裕を持って1カ月は見ておいた方がよい。
申請先は下記の通り。必要書類は、本人の申請書(Podanie)のみで、大学・研究機関等の証明書(Zaswiadczenie)は必要ない。手数料は収入印紙5zlで、郵便局で購入し、申請書とともに提出する。本自体を持っていく必要はない。許可がでると、自宅に電話で連絡が入るので、国立図書館まで許可書をとりにいく。戦前の書籍を日本に郵送する場合は、許可書のコピーを本にはさんで送る。貴重な本は携帯して持ち帰るか、引越荷物にいれた方がよい。
申請書の例
Warsawa, 10 czerwca, 1994 r.
Hiroshi Yamada
Absolwent Wydzialu Historycznego
Uniwersytet Warszawski
Adres domowy: ul. Dluga 2 m. 1 Warszawa
tel. 26-88-49
Nr paszp. MH9045874
Kancelaria--wydanie zaswiadczen na wywoz
materialow bibliotecznych za granice
Biblioteka Narodowa w Warszawie
Uprzejmie prosze o wydanie pozwolenia na wywoz ksiazek przedwojennych wg nastepujacych pozycji.
Jestem absolwentem Wydzialu Historycznego Uniwersytetu Warszawskiego i obecnie pisze prace doktorska na temat ksztaltowania sie Rzeczypospolitej szlacheckiej. Niniejsze ksiazki sa niezbedne aby skonczy w/w prace.
Prosze o przychylne ustosunkowanie sie do mojej prosby.
1. Wladyslaw Smolenski. Dzieje Narodu polskiego. Warszawa: GiW, 1904.
2. Waclaw Sobieski. Szkice historyczne. Warszawa: GiW, 1902.
申請先:
Biblioteka Narodowa,Kancelaria--wydanie zaswiadczen na wywoz materialow bibliotecznych za granice (部屋番号 283)
al. Niepodleglosci 213 tel. 608-29-99(大代表)
月−金 10:00-14:00
(1997年8月1日現在)

絵画等の美術品は国立博物館の持ち出し許可書が必要。ギャラリー等で購入した場合は、そのギャラリーが国立博物館の証明書(za wiadczenie)発行を代行してくれるので、購入の際に海外持ち出しの予定であることを告げ、証明書を作ってもらう。証明書は作成の日から1年間のみ有効なので、帰国まで1年以上ある人は帰国前に領収書を持ってギャラリーにいき、領収書を提示して証明書を作ってもらう。ギャラリー以外の場所で入手した場合は、国立博物館美術品鑑定課の窓口に直接美術品を持っていき許可をとる(1〜2週間を要す)。
美術品持ち出し許可申請:
Muzeum Narodowe w Warszawie, Dzial Opiniowania Dziel Sztuki
ul. Mysliwiecka 1, 00-459 Warszawa tel. 622-30-60
(1997年8月1日現在)

日本に帰ってから就職したり大学に再入学する場合、ポーランドの大学における卒業証明書を履歴に添付しなければならないことがしばしばある。念のため、所属学部の事務室の頼んで数部卒業証明書を作成してもらうと、帰国後あらためて証明書を郵送してもらう手間が省ける。
(1997年8月1日現在)
