入国

(ワルシャワ・オケンチェ国際空港にて)


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入国経路

 日本からポーランドに直行する定期便はないので、ヨーロッパ主要都市(パリ、フランクフルト、ロンドン、ウィーン、アムステルダム他)のハブ空港(またはモスクワ)で乗り換えて、ポーランドに入国するのが一般的である。通常、航空券は2フライト付きなので、料金はそのハブ空港からワルシャワまでの距離に関係なく一定。乗り換え地は、モスクワ(アエロフロート)、ヘルシンキ(フィンランド航空)、ウィーン(オーストリア航空)、フランクフルト(ルフトハンザ航空)、アムステルダム(KLMオランダ航空)、パリ(エールフランス)、ロンドン(ブリティッシュ航空)が一般的です。一番早いのは、フィンランド航空である。モスクワも飛行距離は短いが、乗り継ぎが悪い場合がある。ウィーン、フランクフルト、アムステルダムは、ワルシャワまで約1-1.5時間。パリ、ロンドン経由は乗り換え地からポーランドまで約2時間のフライト。どこの航空会社が安いかは、時期や旅行代理店によって様々。ウィーン乗り継ぎは比較的楽である。フランクフルトは空港が大きいので、初めての場合は少々戸惑うかもしれない。ロンドン、パリ経由もよく使われるが、ロンドン、パリまで直行で飛んで、またワルシャワまで戻るのは、少々疲れるかもしれない。ワルシャワ以外に、クラクフなどの他都市に直接乗り入れている航空会社もある。

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ワルシャワ国際空港
クラクフ国際空港
グダンスク空港

(1999.08.05現在)




通貨申告書(持込外貨申告書)

 観光の場合、「通貨申告書」を書かなくても入国できる。しかし、ビジネスなどで2000ECU(約2600ドル)以上の金額を持ち込む時は念のため作成した方がよい(お金の出所を確認されるようなことがある場合必要)。

 BAGGAGE CLAIM の近くの柱に「通貨申告書」(CURRENCY STATEMENT) の用紙が備え付けられているので、所持金額を記入して、出口手前のカウンターに座っている係員に証明印を押してもらう。手荷物を受け取ったあとドアをでる前に、手続きを行うこと。ここをうっかり通過していったんロビーに出たあともう一度荷物検査のところに戻っても絶対にスタンプはもらえないので注意が必要。
 金額は1円単位まで正確に書く必要はないが、ごまかして過少申告する必要もない。1000円単位(10ドル単位)で四捨五入し、正しく申告すること。この申告書は、出国のパスポート検査の際、所持金残高を記入して提出する。その際、所持金残高が持ち込み額より減少していれば問題ないが、増加しているとチェックされる。つまり、旅行者として入国していながら、ポーランド国内で所得を得ていたことになるからである。  


通貨申告書(持込外貨申告書)用紙

(2002.08.05現在)


両替

 空港・ホテルの交換レートは若干悪い。とりあえず必要な分だけを両替する。市内に入ってから、レートによい公認民間両替商(KANTOR)で交換すると良い。しかし、初めてのポーランド入国の場合、レートの良い民間両替商をわざわざ探す手間が省けることを考えれば、空港・ホテルで当座の現金を交換しても特に大きく損するということはない。 

(2000.07.05現在)


 (コメント)私が行ったときは、ワルシャワ空港到着は夜9時ごろで、かなりのお店が閉まっていました。両替商もわずかしか空いてませんでした。このときに空港で両替したのですが、レートはUS$1=PLN3.75。あんまりよくないんじゃないの?と感じて、タクシー代程度しか替えませんでした。翌日ワルシャワ市内のKANTORへ行ってみたら、店によって若干違いますがUS$1=PLN4.3〜4.4でした。ちなみにホテルでは4.15程度でした。結構差があります。仮に0.1違うと、US$500替えたらPLN50も差が出ます。これは、昼食代2回分にもなります。もしもあのときの空港でUS$500も替えたら、PLN300前後にも上ります。かなり豪華な食事が2〜3回はできてしまいます。やはり空港では、当座必要な分だけ両替するようお勧めになられたほうがよいと思います。特に夜着いた場合はなおさらです。KANTORは、町のいたるところで簡単に見つけられます。

(T.M. 2000.07.05現在)


空港でのホテル・観光ツアー・レンタカー予約

 MARRIOTT、SOBIESKIのホテルはそれぞれ専用の予約カウンターがある。その他のホテルを予約する場合、空港内のオルビス(Orbis)などの旅行代理店で予約できる。オルビスでは、ホテルの予約のほか、観光ツアーの斡旋や電車のチケットの手配も行っている。  レンタカーを使いたいときは「Avis」、「Budget」などの専用カウンターがあるのでそれを利用すると良い。

(1997年8月10日)


空港での鉄道乗車券購入

 空港内オルビス(Orbis)窓口の「Train ticket PKP」カウンターで、国内線および国際列車の乗車券、指定券を購入できる。

(1997年8月10日)


 (コメント)今回の旅行で最も心配していたのがこの鉄道の切符の確保でした。ヨーロッパでは(ユーロスターやらスペインのAVE、日本でも新幹線「のぞみ」のように)予約がなければ絶対乗せてくれず、立席が許されない列車が多いと聞いていましたし、ポーランドは人口が多く鉄道も混むことが多いといわれてました。しかし、鉄道の切符は街中のOrbisでいとも簡単にできました(空港内のOrbisは夜は閉まっていました*)。しかも、夏のバカンスシーズンの始まりに祝日(聖体節)が重なったにもかかわらずガラガラでした。ちなみに、私が利用したのはワルシャワ〜クラクフの往復で、IC(インターシティ)の1等でした。

  *空港案内の冊子には「ツーリストインフォメーションで鉄道やバス(国内・国際路線)の切符が買える」とあり、その営業時間は、毎日8:00〜20:00となっています。しかし、日本を発ったその日のうちに着けるコース(エールフランス、ルフトハンザ、英国航空など)ではワルシャワ着はどう考えても8時過ぎ。まず利用は無理でしょう。

(T.M. 2000.07.05現在)


バス

 175番で、ワルシャワ中央駅 新世界通り 旧市街へといくことができる。料金は2.4zl。チケット(bilet autobusowy)は空港内のキオスクで買う。ただし、175番は観光客が良く利用するため、スリが多発しているので注意。

(2005.08.10現在)



 バス175番: 空港と中央を結ぶ路線で、マリオットホテル、中央駅、ノボテルホテル/ポローニア・パレスホテル、新世界通り、ブリストルホテル、エウロペイスキホテル、旧市街(王宮)などを通る。外国人がよく利用するので、一番スリの多い路線。




タクシー

 タクシーは初乗りが5zlで、1kmごとに2zl加算される。市内中心部まで30〜50zl(日曜は60zl)程度。
 到着ロビー出口前ではMPT、Sawa Taxi、MercTaxiの3社のタクシーが止まっている。これらのタクシーは空港と契約しており、正式の料金で請求するので、必ずこれらのタクシーを利用すること。他のタクシーは、そのラジオタクシー乗り場付近に1分以上停車してはいけないことになっており、他のタクシー乗り場は100m程先に設置されている。
 荷物を持って到着ロビーに出てくると「タクシー?」と近寄ってくる(胸にTaxidriverと書いてあるIDカードのようなものををつけた)運転手がいるが、交渉で値段を決めるタクシーの運転手であるので注意が必要。ちなみに交渉価格は100〜200zl。相手を見てもっと高い値段を要求することもある。
 また、ワルシャワ中央駅からもマフィアタクシーが一掃され、3社のラジオタクシー(MPT、Super Taxi、Halo Taxi)乗り場が設置されることになった。

(森田耕司・京都大学大学院/ポーランド科学アカデミー 2000.06.19)



中央駅周辺: いままでのMPT(91-91)に代わって、SAWA(644-44-44)とELE(811-11-11)がワルシャワ中央駅との契約タクシー会社になり、SAWAは北側出口(ホリデイイン側)、ELEは南側出口(マリオット側)に設置されたそれぞれの専用のりばに常駐しています。

(森田耕司・ポーランド科学アカデミー助教授 2005.01.07)



マフィアタクシーの見分け方:
 通常、ベンツなどの高級車で、「TAXI」という表示はあるが会社名や電話番号などの大きな表示がない。いかにも恐そうな大柄の運転手が多い。後部座席の窓に外から確認できるように張ってある料金表がないか、または極端に高い料金が表示してある。空港、中央駅、旧市街などでは、このようなタクシーが数台まとまって停まっていることが多い。
 乗ってしまってからマフィアタクシーと気づいた場合、すぐに「降ります」といって降りればよい。暴力などの危害を加えられることはまずない。

(2000.09.25)