ショパンの故国 ポーランドを訪ねて&ウィーンでオペラ 2

石井よしみ





5月2日(金)

西駅の前からの空港行き始発の5時半のバスに乗ります。
5.8ユーロ
南駅によって、約30分で到着。


免税のスタンプも無事もらえて、OS5625 7時10分発
ワルシャワ行きに乗るために18番ゲートで待っていました。
機内までのバスに乗ったのにあららあ また戻っちゃった。
エンジントラブルでその飛行機は飛べないんですって。。


ワルシャワから飛んでくる次の便を待つことになったので、
次のアナウンスをラウンジで待って欲しいと言われました。


結局2時間遅れで出発したので、
ワルシャワ・オケンチェ国際空港に到着したのは10時30分でした。
入国もスタンプを押してもらうだけで簡単です。
ビザがなくなったので楽チンね(^^)


両替だと到着ロビーのところは、レートが悪いとか色々あるみたいだけど
国際キャッシュカードなので関係ないのも楽チンです。
機械はすぐに見つかります。
とりあえず200ズロチ引き出しました。
1ズロチ≒32.55円(2003.5)




本当は今日列車に乗って、クラクフまで行こうと思っていたのですが、
飛行機が遅れてしまったので
とりあえずワルシャワに一泊することにしました。
ホテルは探しにくいらしいので
インフォメーションで紹介して貰うことにしたの。


「明日の朝 列車に乗るので、なるべく安くて駅のそばが良いの」
とのリクエストに、
「それならプライベートルームにしなさい。
30ドルで駅のすぐ前だから」って(^.^)
そこに電話をしてくれて、住所と部屋番号を書いてくれました。


隣のキオスクでバスのチケットを買います。
175番の市バスということなので
1日券(24H)を買いました。7.2ズロチ。
ここで市内の無料地図も貰えます。


175番のバスは中央駅経由で旧市街まで行きます。
空港の建物を出て、道を渡った所に停留所があるのですぐわかります。
バスに乗ったら、改札機でガチャンとしましょう。
このバスの中ではチケットは買えませんでした。
約30分で中央駅に到着。
目印のホテルマリオットは、大きくてすぐわかる。
あら本当に目の前の通りにあるのね。
左の黒いドアがそうです。


ベルを押して入って、その中の建物でまたベルを押してドアを開けてもらいます。
古〜いぼろーい階段を3階までとぼとぼ上がります。
3階というのは実際には4階分上がらなきゃならなので、もうくたくた。
ぼろーいし。。。辞めようかな。。。って不安になっていると、
上からおばさんが「こっちこっち」って手招きしています。


おうちの中に入って、部屋を見せてもらったら
「あら広いしきれいじゃない(^^)」
安心して泊まることにしました。
前金で30ドル払ったのですが、あとから部屋に来て、
あなたこれをマリオットで両替してきて、120ズロチ払ってっていうの。
1ズロチのレートが32.55だったので、ドルの方が特じゃない(^.^)
結局 約束だからってドルで払っちゃった。
ドル持ってて良かった。




一休みしてから、旧市街に行ってみることにしました。
中央駅は大きくてバスがよくわからないので、
地下鉄に乗ろうと思って探したら、駅からは出てないのね(^_^;)
とにかく大きい文化科学宮殿を目印にして、
メトロの駅まで歩きました。
この建物はスターリンの贈り物として、
1952年から4年もかけて建てられた、
37階建ての高層ビルで、各種研究所、
ポーランドTV、コンサートホールなどが入ってるそうですが、
「ソビエト人が建てたワルシャワの墓石」などと呼ばれて
あんまり評判は良くないんですって。


2駅で終点のPl.Bankowyまで行くと旧市街がすぐです。
旧市街の北のバルカンという15世紀〜16世紀の造られた
バロック様式の砦から中に入ります。
これは火薬庫や牢獄をして使われていたそうです。
第二次世界大戦で破壊されてしまったのを1954年に復元されたんですって。
バルカンと呼ばれる砦は、ワルシャワ、クラクフを含め
ヨーロッパには3箇所しか残っていないそうです。


クラクフから遷都された1世紀末以来。
古い建物がそのまま残っていたのですが、戦争で破壊されしまったの。
首都の復元にかけるワルシャワ市民の情熱で、
破壊前に描いた画家の絵や写真などをもとに見事に復元されたんですって。
レンガひとつ壁の割れ目1本にいたるまで正確に再現したと言われています。
おもちゃみたいで、とてもかわいい広場でした。


ワルシャワのシンボルは、旧市街広場の人魚姫像です。
人魚の伝説があるんですって。
その昔、未開のヴィスワ川沿いに
貧しい漁師が住んでいました。
ある朝、漁師は網にかかった美しい人魚を生け捕りにしました。
驚いた漁師は家に連れて帰ったのですが、
かんとか川に帰して欲しいと懇願され、結局は川に帰してあげました。


それ以後、漁師の家の周りにだんだん人が住み着くようになり、
魚がよく売れるようになって、漁師は裕福になっていきました。
その漁師夫妻の名前がWarsワルスとSawaサワで。
これがワルシャワのはじまりなんですって。


 
周りには露天の画商やかわいい藁の人形を売ってるお店が出ています。


LODYというのはアイスクリーム屋さんなの。
行列が出来ているお店を覗いたら、何十種類もあってすごいじゃない!
早速うさぎも並びました。
アイス一種類 1.5ズロチです。




アイスクリームを食べて生き返ったので、再び観光に復帰です。
175番のバスでクラクフ郊外通りから新世界通りの端まで行きます。
そこから歩いて10分ぐらいでショパン博物館です。


建物は17世紀初頭にクラクフの騎士オストロフスキが建てた
バロック様式のオストロフスキ宮殿です。
ショパンが最後に使ったプレイエル製のピアノや
2500点を超える資料、写真が残されています。8ズロチ


誰もいなかったので、私のために電気をつけてくれて、
ホールに入るとショパンのCDをかけてくれました。
5年に一度のショパンコンクールの時には
普段公開されない貴重な資料も見ることが出来るそうです。


ちょっと早いけど夕食にしちゃおうかな(^^)
175番のバスでクラクフ郊外通りまで戻ります。
お目当てのレストランは、ピエロギ(ポーランド版餃子)の専門店
U Hopferaウ・ポプフェラです。pl.Bankowy 1


色々な種類が入っているのにしました。
三種類のソースをつけて食べるの。
まあおいしいんだけど、一人で食べるとお腹一杯。。。
コーヒーとで31ズロチ。


175番バスで、文化科学宮殿の所の前の、大きなスーパーマーケットで
明日の朝ごはんを買って帰りましょう。
スーパーはその国の物価が一番わかるので楽しいですよね。
水、パン、ジュース、クノールのスープで3.2ズロチ
安いわねえ〜




5月3日(土)

朝9時発のクラクフ行きのチケットを買います。
下の階にも小さなチケット売り場があって
カードは使えないけどここでも買えるの。
二等で72.5ズロチでした。
8:00-10:35 9:00-11:35 10:00-12:35 11:50-14:35
などがあります(2004年5月)


チケット売り場の奥にはコインロッカーがありました。
小さいのが4ズロチ、大きいのがズロチ。


 
4Peron(4番線)から出発です。
列車は始発じゃないので5分前に到着。
座席指定で、コンパーメントになっていて、車内販売のおねーさんも来ました。


約2時間半の列車の旅ですが、景色は単調なんで
ちょっと飽きちゃった(^_^;)
クラクフの予習でもしょましょうかしら。


11時35分 クラクフ中央駅に到着
駅の中にホテル紹介のお兄さんがブースを出していましたが、
「旧市街でお安いとこね」っていうリクエストなのに、
郊外のホテルを勧めるの。。。
「じゃまたね〜。」ってバイバイして駅の外に出ました。


今度は汚い身なりの変なおじさんが
「プライベートルーム 16ユーロであるよ。」
と声をかけてきます。
なんかあやちいの。。。


結局 Powai通りにあるインフォメーションが開いていたので
そこで紹介してもらうことにしました。
うさぎ「旧市街で200ズロチ以下でありますか?」
お姉さん「バス付き170ズロチが一番安いけど。」
うさぎ「ではそれでお願いします。2泊です(^^)」
そこでお金を現金で払うことになっているらしいのですが、
カードで払いたいと言うと、カード番号を控えて、予約票を作ってくれました。
ホテルのパンフレットと地図で場所を教えてもらいました。





今日は憲法記念日で祝日です。
馬が整列して賑やかなパレードの真っ最中でした。
バルバカンという砦が見えて、そのフロリアンスカ門をくぐると旧市街です。


 
ホテルは、にぎやかな中央市場広場を横切って、人が多いので駅から歩いて20分ぐらいでした。
Hotel Wawel Tourist Poselska 22
ホテルの感じも良いし、朝食付きだし良いじゃない(^^)
荷物があって歩きたくない人は、2番トラムでドミニカ教会の辺で降りるとすぐです。


ちょっと休んだら、もう1時過ぎになったのでまずは腹ごしらえ〜♪
お腹が空いているので、ちゃんとしたレストランでも大丈夫(^^)
Gospada C.K Dezerter   Bracka 6


 
地球の歩き方に、アットホームな雰囲気の気軽なポーランド料理レストランと書いてあるの。
ポーランド料理を代表するコトレット・スハボヴィを注文しました。
ポーランド版カツレツでしょうか。
ポテトを添えてもらって、飲み物とで34ズロチでした。
一応レストランなのでチップは10%かな。


織物会館の中にインフォメーションがあるので
資料をもらって、バスの時間などを聞きました。




すっごい大きな広場は、総面積4万uもあって、
中世からそのまま残っている広場としては、ヨーロッパ最大なんですって。
広場の真ん中に建っている立派な建物は織物会館です。
14世紀に建てられたものですが、当時は衣類や布地の交易所だった
ことから名前が付いたそうです。


1階はおみやげ屋さんになっていて、民芸品やアクセサリーの店が
ずらっと並んでいます。
100mもあるんですって!


カフェやレストランが軒を並べて本当に賑やかね(^^)
でも夜遅くは出歩いちゃだめって書いてあるわ。


今まですごい良いお天気だったのに急に雨!
それも雷付きじゃない。
今まで暑かったのに、急に気温も下がりました。
「寒い!!」傘は持っていたのですが、上着がないのでホテルに帰ります。


ポーランドは寒いっていうし、ネットで気温を調べたら、16度。
寒いと思って、フリースや薄い上着を持ってきていたのですが、
まるで邪魔だったの。でもやっぱり必要なのね。
ホテルが近いとやっぱり楽チン♪


広場に建っている大きなゴシック様式の聖マリア教会は1222年に造られました。
12年の歳月をかけて造られた、ヨーロッパ第二位の高さを持つ
木造彫刻から出来ています。(4ズロチ)


ヴィオット。ストウオシ祭壇は国宝に指定されています。
ステンドグラスも素晴らしかったです。




次は歩いて15分ぐらいのヴァヴェル城に行きます。
ここは歴代のポーランド王の居城でした。


チケット売り場は、大聖堂の向かいの建物です。
大聖堂や旧王宮、博物館は有料です。


 
ヴァヴェル城の大聖堂
14世紀に着工されたこの大聖堂は、ワルシャワ遷都後も18世紀までは
歴代ポーランド王の戴冠式が行われていたそうです。
地下には、お墓になっていて歴代の王や英雄が眠っています。
うさぎはそうゆうの苦手なので、ちょこっと覗いて
あがってきました。


中庭もお花が咲いていて、とてもきれい(^.^)
奥に王宮博物館があるのですが、もう時間なので、入れなかったの。


ヴィスワ川とクラクフの町のパノラマも見事です。


  
ヴァヴェル城の南のふもとの川べりにところに、
竜と勇敢な靴職人の伝説を持つ竜の洞窟があります。
クラクフ王の時代にヴァヴェル丘の下に竜が住んでいました。
竜は絶えず動物や人を食べちゃうので、困った王は、
竜を退治したものには娘を嫁に与えると約束しました。
勇敢な靴職人が、硫黄を含んだ羊を与えたところ、
竜はのどが渇き、ヴェスワ川の水を飲み続け、ついに胃が破裂して死んでしまう。
手柄をあげた靴職人はほうびに城で結婚式をあげることができましたとさ。ってお話。
中に入れるのは、5月から10月までで、上からしか降りることは出来ません。
すごい狭くて大変なの。セットで買ったチケットに入場料が入っていました。3ズロチ。




ホテルから左に出たGrodzka通りを左に少し行った
ところにBarがありました。
壁にメニューが貼ってありますが
すごい種類。もちろんポーランド語なんでわかりません。
ガイドブックを見て、紙にZurek とBigosと書いたらありました(^^)


  
ジューレックは発酵したライ麦を使った、少し酸味のあるスープ、中にソーセージが
入っていました。ビコスは生キャベツやザワークラウト、ソーセージなどを長時間煮込んだ
家庭料理です。あと置いてあってみんなが取っていた赤い実の飲み物も取ったの。
どれも食べやすくておいしかったです。 赤いのは甘いジュースでした。


今日はたくさん歩いたので、疲れちゃった。
早く寝ましょう。




5月4日(日)

ホテルの朝食は7時半からです。4種類のメニューから選べるの。
まずはソーセージとゆで卵というのにしたんだけど、こりゃ失敗。。
ふにゃふにゃのソーセージはなんかおいしくないの。


今日は9時のバスでアウシュビッツに行きます。
ホテルを出て右に行ってWsterplatte通りを
トラムの線路に沿って、歩いて行った方が駅には近いわ。
15分もかからないで着いちゃった。
中央バスターミナルは中央駅の前です。
なんかヨーロッパのバスの駅とは思えないなあ。。。アジアのどこかみたい。
1番ターミナルから発車します。
8時50分ぐらいには、バスはいましたがちょっと離れて
止まってるからわからなかったじゃない。
9時丁度に発車しました。
日曜なんで満席に近いです。


   




(2003.07.21)