

今月は、にしんをポーランド風に料理してみませんか? 骨抜きだけが少し面倒ですが、
あとは漬け込むだけのにしんのマリネ(sledzie w oleju)です。さっぱりした酸味で、こ
れからの季節はビールのおつまみなどにしても喜ばれるでしょう。
(工藤久代 『ポーランド月報』第51号、1986年6月号より)
工藤久代さんの「作ってみませんか ポーランド料理」
にしんのマリネ(Sledzie w oleju)
◆材料
にしん 1匹(中位の大きさで約400g)、
塩、<漬け込み用の酢油汁> 玉ネギみじん切り 半個分、サラダ油(オリーブ油があれば
その方が良い) 半カップ、酢 4分の1カップ、塩、コショウ 少々、粒コショウ 5〜6粒、
マスタード 小さじ半分
◆作り方
にしんはポーランド人が一番よく食べる魚です。
日本のより小ぶりですが生で売っていますし、塩
にしんや酢づけにしたものは一年中あります。と
くに、きつい酢につけたものがポーランド人の好
みで、よくウォッカのサカナなどにしていますね。
ポーランドのお酢は日本のよりずっと強くて、今
回ご紹介したマリネを作るのでも、向こうの人は
酢を水で好みの味に薄めて使うんです。
皆さんがお作りになる時は、お好みにあわせて
酢の量を増やしてかまいません。にしんの切り方
も、向こうでは3cm巾くらいのそぎ切りですが、
和風にうすく切ってもよいでしょう。朝食時に1
人前2〜3切れをパンにそえて出したり、酒のサ
カナにしたりします。お客様のときは大皿にきれ
いに並べて盛りつければ豪華です。上に、みじん
切りのにんにくやコショウなどを散らせば一味違って
きます。作りおきがきくので重宝する1品で
すね。

(挿し絵: 武井摩利)

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