中谷剛

TAKESHI NAKATANI





 ポーランド南部の小さな町、オシフェンチム(Oswiecim)市に住み始め、13年目になりました。ここオシフェンチム市を訪れる日本人は数少なくありません。それはこの町にナチスドイツの強制収容所跡・アウシュヴィッツ国立博物館があるからです。私はこの国立博物館の公認ガイドとしても働いています。国立博物館を通じて、または私の方に直接連絡していただければ、ご案内させていただきます。




連絡先: Takeshi Nakatani
     ul. Kopernika 7/14 32-602 Oswiecim POLAND
     TEL/FAX +48-33 844-03-11
     e-mail: nakatani@wp.pl

(2004.3.1)

(田口注: 中谷氏はオシフェンチム国立アウシュヴィッツ=ビルケナウ博物館公認ガイド試験の難関を突破した唯一の日本人です)

中谷剛氏エッセー「良心の選択」





【著 者】 中谷剛
【書 名】 『アウシュヴィッツ博物館案内』
【出版社】 凱風社
【出版年】 2005年
【 ISBN 】 4-7736-2907-X



【概 要】
 著者の中谷氏はオシフェンチム国立アウシュヴィッツ=ビルケナウ博物館公認ガイド試験の難関を突破した唯一の日本人。長年、博物館を案内してきた経験を凝縮してわかりやすく紹介したのが本書である。本書は、エッセーでつづられる第1部、貴重な博物館所蔵資料写真が収載された第2部、歴史地図や展示室の見取図などとあわせ、紙上で博物館見学ができるように工夫した資料編の第3部から構成されている。「アウシュヴィッツ」を知らない世代には是非お薦めしたい。また、現地を訪れる人は必携である。




【目 次】
プロローグ アウシュヴィッツとの出会い

第1部 オシフィエンチムで
 過去を見つめる目――アウシュヴィッツ博物館へようこそ
 虐殺の対象となった人たちの今――ユダヤ民とロマ・シンティ(ザコパネの夏/万聖節の祈り)
 【コラム】ユダヤ関連歴史概観
 ポーランド人のジレンマ――「いじめっこ」と「いじめられっこ」
 苦悩と勇気――アウシュヴィッツを生きぬいた人々
 国際青少年交流の家――過去と未来の架け橋
 歴史の認識――現在進行形の教科書問題
 歴史の記録と清算――国民記憶院
 未来への期待――アウシュヴィッツを守る人々

第2部 写真で見るアウシュヴィッツ強制収容所
 ポーランド国立アウシュヴィッツ・ミュージアム提供の、一九三九年から一九四五年にわたる歴史的写真61点で構成。

第3部 在オシフィエンチム アウシュヴィッツ・ミュージアム
 アウシュヴィッツ=ビルケナウ――オシフィエンチム国立博物館
 地獄の入口――ここが強制収容所だ!
 4号館・5号館――絶滅計画の展示
 6号館・7号館――収容所内の生活
 10号館――生体実験 建物内非公開
 11号館――死のブロックと処刑の庭
 13号館――ロマ・シンティの悲劇
 14号館――ソ連軍戦争捕虜
 15号館――ポーランドはそのとき
 27号館――神の試練か ユダヤ民の苦難
 第一クレマトリウム――ガス室と焼却炉
 アウシュヴィッツ第二収容所――ビルケナウ(死の門/生死の選別から大量虐殺の現場まで/強制収容所としてのビルケナウ/女性収容所としてのビルケナウ/ビルケナウの病棟群/検疫隔離収容所/中継収容所/テレジンからのユダヤ民・家族収容所/「カナダ」と「ザウナ」)

 あとがき

 付録――ひとり旅のための簡単なガイド(アウシュヴィッツ・ミュージアムへの足/アウシュヴィッツ博物館開館時間ほか/ポーランドの食事/クラクフ――世界遺産)



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